以前にこちらで書かせていただいた、「よこはま南部市場」で、「南部市場まつり」が、10月23日(日)に開催されます。
市場のお祭りらしく、8:00~13:00までの早朝からの開催。「食べて応援しよう東北 南部市場から元気を!!」というキャッチフレーズのもと、市場の水産仲卸協同組合により実施されるのですが、その中で行われるいくつかのイベントに、ボランティアスタッフの動員をお願いできないかということで、打ち合わせに行ってきました。
目玉イベントの一つとして企画されているのは、以前にここでご紹介した女川町とサンマ水揚日本一を誇っていた気仙沼のメンバーによる「さんま祭り」です。
もともとは互いにライバルだった二つの町が復興のために力を合わせてこの祭りのために上がったサンマを、皆さんに寄付のみの無料でふるまうそうです。
きくと「目黒のさんま祭り」でも宮古市がさんまを協賛した話しを聞いて「宮古がやってるのにうちらがお金を取れるか」という漁師としてのプライドで無料配布が決まったそうです。

しかしメディアでは立ち直りつつあるように報道される被災地の水産業は、水揚ベースでは昨年の1割しか取れていないというのが現状です。そんななか、無料でさんまを提供しようとしている気仙沼の方々と、ライバルでありながら力を併せて立ち上がろうとする女川のメンバーの熱い思いが繰り広げるさんま焼きに、私も参加する予定です。
また私達が「おもしろそうだからやりましょうよ!」と提案して実現した漁業関係者の「競りショー」。一般来場者参加可能の競り体験コーナーもできるそうです。さらに、特設ステージでは東北出身のプロのバンド「blossom」によるライブ(彼らもほとんど無償で参加)はじめ被災地の子供によるフルート演奏なども開催されます。


その他も市場ですから、その広い敷地を存分に活用した鮮魚、新鮮野菜、果物の販売、60店舗を超える飲食店屋台が出展するという大規模な物販コーナーも同時に開催されます。
最盛期はなんと30,000人を超える来場者をカウントしたこの祭りも、一昨年は予算上開催できず、昨年は復活したものの10,000人ほどだったということですが、今年はどれほどの方に来て頂けるのか、市場の人達もちょっと心配していました。
お近くの方でお手すきであれば、ちょっと頑張って早起きして起こし頂けたら嬉しいです。
また、さんま焼きや東北の物産品を販売するボランティアも積極募集しております。
神奈川災害ボランティアネットワークのサイトの下記ページにエントリー頂き、当日受付で名前を告げて頂ければ担当していただく業務を割り振ってくれるとのことなので、もしご協力頂ける方は何卒よろしくお願いいたします!!
ボランティア募集受け付けページはコチラ⇒http://ksvn.jp/news15490.html
少しずつではありますが、自分に今できることからやっていければと思いますが、でも何だろう、決してそれは「してあげる」ではなく、今まで会うこともなかった市場の若く男気のあるメンバーや、必死に立ち上がろうとしている女川はじめ東北の漁業関係者の方々とのコミュニケーションに、とても充実感を感じており、逆に関わらせてもらっている私のほうがエネルギーをもらっている気がしているのです。
皆さんもぜひ告知、集客へのご協力をお願いいたします!!
1件のフィードバック
読んでいたら涙が(ToT)
と思ったら…
写真のO川さんのふっくら笑顔を見て思わず笑みが(*´∇`*)
「くぅちゃん」やっぱりいいヤツだよなぁ(‾▽‾)b